水漏れ修理

紙や便でトイレがつまったときの解消方法

トイレットペーパーや便などが原因で、軽度のトイレつまりが起こったときは、大抵の家庭にある台所用洗剤などを使って、トイレつまりを解消できます。この方法は、洗剤の選び方や手順など、基本的なことを知っていれば、どなたでも対処できるでしょう。ただし、効果的に溶かすには、洗剤およびつまりの原因となっている汚物や紙類などの性質を知っておく必要があります。

洗剤でトイレつまりを解消できると聞いたけど、どのような洗剤を使って、どのように作業すればよいのか、分からない方もいるのではないでしょうか。そのような方々のために、洗剤を使ってトイレつまりを解消する方法や注意点などを解説します。

洗剤とお湯を使って溶かせるのは便やトイレットペーパーなど

洗剤や薬品を使うと、トイレットペーパーや便などを溶かすことで、トイレつまりを解消できます。薬品を使って溶かす方法は、専門業者も行っている方法です。業者に依頼しても、つまりの原因が汚物やトイレットペーパーなどであれば、他の方法と併用して、薬品が使われることがあります。

また、トイレットペーパーは、水よりもお湯の方が溶けやすいので、40~60度くらいのぬるま湯を便器に流すと効果的です。ただし、熱湯を使うと、陶器製の便器が劣化しますので、注意してください。

洗剤を使う方法では溶けるまでの待ち時間が必要

洗剤や薬品を使って、つまりの原因となっている便や紙類などを溶かし、トイレつまりを解消する方法では、待ち時間が必要です。待ち時間は、つまっている量が多かったり、溶けにくいティッシュペーパーやトイレシートなどがつまりの原因であったりすると、さらに長くなるでしょう。

そのため、ラバーカップなどの道具を使った方が、洗剤などで溶かすよりも、つまりの解消が早くなるかもしれません。ただし、洗剤や薬品などは、トイレにつまっている便や紙類などを溶かしてくれるため、ラバーカップなどと併用すると効果が上がりそうです。

トイレつまり解消のため洗剤を使う際に知っておきたい液性の違い

洗剤を使う際は、液性の違いについて知っておいた方がよいでしょう。液性の数値は、0〜14までのpHで示され、中性である7を基準に、0に近いほど酸性が強く、14に近いほどアルカリ性が強いことを表しています。

そして洗剤を選ぶ際は、酸性の汚れにはアルカリ性洗剤を使い、アルカリ性の汚れには酸性洗剤を使います。なぜなら洗剤は、汚れを中和することで溶かすからです。洗剤は、pHが0あるいは14に近づくほど、反対の液性の汚れを落とす力が強くなります。

ちなみに、洗剤や漂白剤として広く使われている塩素系の製品は、アルカリ性の洗剤に漂白剤を混ぜたものです。

トイレットペーパーはほとんどが中性紙だが実は弱アルカリ性の領域

紙は中性紙か酸性紙かのどちらかで、トイレットペーパーやティッシュペーパーなどは、ほとんどが中性紙です。原料に古紙を使っているトイレットペーパーは、酸性紙かもしれません。

ただし、pH6.5未満の紙を酸性紙とし、pH6.5以上でpH10までのアルカリ領域のものも中性紙と呼んでいます。

便は酸性のためアルカリ性洗剤を使うと効果が高い

便は酸性のため、便を溶かしたいときはアルカリ性の洗剤を使ってください。ちなみに、尿はアルカリ性のため、便器にこびりついた尿石を落としたいときには、酸性の洗剤を使います。

トイレにつまっているトイレットペーパーや便などを溶かせる洗剤

トイレに紙類や便などがつまったときに、溶かす効果があり、一般の方が手に入るものをご紹介します。

家庭で使っている台所用洗剤とお湯によりトイレつまりを解消できる

台所用洗剤には、タンパク質を分解する成分が含まれているため、便を溶かす効果があります。水やお湯に溶けやすいのは液体ですが、最近の台所用洗剤はほとんどが液体です。どの製品でも便を溶かす効果があるので、家庭で使っているものをそのまま使っても問題ありません。

台所用洗剤とお湯を使ってつまりを解消する際に、1回で使用する台所用洗剤の量は、100mlほどです。手順は、初めに100ml程度の台所用洗剤を便器内に注ぎ、次に40~60度程度のぬるま湯を、便器から水が溢れないように、慎重に注いでください。お湯を注ぐと、効果が上がることが期待できます。この時に、熱湯を入れてしまうと、陶器製の便器が劣化することがあるので注意しましょう。

この状態で、20分程度放置すると、便などが溶けだし、便器内の水位が下がってくるはずです。注意点として、水位が下がっても、すぐにレバーを引くのではなく、もう一度ぬるま湯を注ぎながら、つまりが解消していることを確認してください。もし、つまりがまだ解消していないと、水が溢れ出すかもしれません。

人間の皮膚は弱酸性ですが、食器用洗剤は、手肌を守るために中性洗剤か弱酸性が多いようです。また、油汚れを落としやすいという理由で、弱アルカリ性やアルカリ性の食器用洗剤も販売されています。

トイレつまり専用のアルカリ性洗剤は便と紙類などを溶かす効果がある

トイレ専用洗剤には、トイレにつまった便やトイレットペーパーなどを溶かし、つまりを解消する効果のある製品があります。トイレにつまった便や紙類などを溶かしたいときは、アルカリ性のトイレつまり専用洗剤を選んでください。

用途に関しては、洗剤のパッケージに記載されているので、すぐに分かるでしょう。ただし、専門業者向けに販売されていることが多く、一般の方は手に入れにくいかもしれません。

アルカリ性洗剤は、パイプにつまった髪の毛やぬめりなどを溶かすときに使いますが、便やトイレットペーパーなどを溶かすことができる製品もあります。アルカリ性洗剤は、刺激の強い薬品のため、取り扱いには十分注意してください。

アルカリ性の一つである塩素系トイレ専用洗剤であれば、ホームセンターやドラッグストアなどですぐ手に入りますが、効果は髪の毛やぬめりなどを溶かす程度です。しかし、普段から汚れをしっかりと落しておくと、つまり予防になるでしょう。

なお、酸性のトイレ専用洗剤は、排水管などに付着した尿石を除去する効果のある洗剤です。普段のトイレ掃除で、尿石を除去しておくと、つまり予防に繋がります。酸性の洗剤も、アルカリ性と同様に刺激が強い薬品のため、取り扱いに注意しましょう。

中性のトイレ専用洗剤は、効果は下がりますが、アルカリ性洗剤と酸性洗剤のそれぞれが持つ特徴の両方を備え、どちらの性質の汚れも落とします。中性洗剤は、強い洗浄力はありませんが、軽い汚れなら落とすことができ、素材を傷めることがないのが魅力です。

重曹とクエン酸とお湯を使ってトイレつまりを解消できる

洗剤として使うことがある重曹とクエン酸は、トイレつまりの解消に使うことができます。重曹とクエン酸とお湯の組み合わせは、掃除をするときによく使われているため、人によっては使い慣れているかもしれません。

重曹は、炭酸水素ナトリウムの略称で、弱いアルカリ性であり、タンパク質をある程度は分解する効果があります。対して、クエン酸は酸性です。

重曹とクエン酸を混ぜると、炭酸ガスが発生し、便や尿石、ぬめりを落とす効果があります。重曹とクエン酸を使うと、トイレシートなどの厚手の紙類も溶けやすくなるでしょう。

使う量は、重曹が1/4カップほど、クエン酸が100mlほどです。クエン酸の代わりに、刺激臭はありますが酢を使うこともできます。

手順としては、先に重曹を便器に注ぎ、次にクエン酸を注ぎます。その後に、40~60度程度のぬるま湯を注いでください。1時間程度放置したら、バケツなどで少しずつ水を注ぎながら、つまりが解消しているか確認します。

まとめ

紙類や便などが原因でトイレがつまったときは、薬品を使って溶かすことで、つまりを解消するという方法があります。薬品で溶かすという作業は、専門業者でも行っている対処方法です。

専門業者が使う薬品を用意できなくても、家庭にある洗剤を代わりに使って、紙類や便を溶かすことができます。例えば、大抵の一般家庭にある台所用洗剤でも、つまりを解消する効果があるのです。その他にも、重曹やクエン酸の洗浄効果は、広く知られていますが、正しい使い方をすれば、トイレつまりの解消に使えます。

また、アルカリ性のトイレ専用洗剤には、紙類や便などがつまったときに、解消できる製品があります。洗剤を選ぶ際は、落としたい汚れに合わせて、酸性・中性・アルカリ性の中から選ぶ必要がありますが、トイレつまりの解消でも同じことが言えるのです。洗剤であればどれでもよいというわけではありません。

トイレつまりを解消するために洗剤を使用するときは、洗剤の液性や成分などを理解して、正しい手順で作業をしましょう。

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