水漏れ修理

すぐに乾燥!水漏れで床が水浸しになった時の対処方法

水漏れは、対処が遅れるほど、被害が拡大しやすい住宅トラブルです。二次被害を軽減できるかは、万が一、水漏れが発生したときに、どれくらい素早く対処できるかが重要です。家電などの家財が水濡れすると、買い替えが必要になることがあります。大切にしていた本などが水濡れし、処分に至ることがあるかもしれません。寝具や衣類などが水濡れしても、対処に困るでしょう。

そして、床に関しても、雑巾で拭き取るだけでは、不十分です。台所や洗面所などには、耐水性のある床材が使われていますが、水漏れで水浸しになったときは、専門業者による乾燥除菌が必要になるかもしれません。フローリングは吸水性があるため、拭き取っただけではシミ汚れのもとになります。内装材が水濡れすると、反り返ったり、剥がれたりすることがあります。畳は水を吸収しやすいため、対処するのに相当の手間がかかるはずです。

塩化ビニール樹脂製のクッションフロアや内装のクロスに関しても、表面を拭き取っただけでは、十分とは言えないでしょう。床材や壁紙の表面を拭き取っても、水浸しになったときは、裏側まで水濡れしていると考えられます。湿気の多い状態で放置すると、剥がれたり、1~2カ月程度で裏側から黴が発生したりすることがあるのです。さらに、下地材や躯体などの腐敗を招いたり、白蟻が発生したりすることもあります。

水漏れは、建物の水回り設備が老朽化するほど、発生リスクが高くなる住宅トラブルです。そのため、水漏れを起こさないためには、設備や配管などのメンテナンスに気を配る必要があります。しかし、給排水設備や住宅設備や給排水管などは、目に付かないところで経年劣化していることがあります。予防保全するには、建物の点検をして、気になる箇所を修繕するしかありません。

水漏れは、設備の経年劣化や人為的なミスが原因で起こることが多い住宅トラブルです。あるいは自然災害が原因となり、引き起こされることもあるでしょう。水漏れは、様々な原因で起こります。水漏れによる二次被害を拡大させないために、必要とされる対処について解説します。

水漏れする原因は大きく分けると3つ

水漏れ原因のほとんどは、給排水設備の老朽化、住人の不注意、建物の老朽化のいずれかでしょう。それぞれの水漏れ原因について、具体的に解説します。

給排水設備の老朽化

台所や洗面所、浴室、トイレなどの水回り設備と給排水管は、経年劣化します。そして経年劣化したまま放置すると、亀裂が入ったり、接続部のパッキンが劣化したりして、水漏れの原因となるのです。排水管は、年月が経つと詰まりやすくなるため、逆流して溢れたり、接続部などから漏れ出したりすることもあるでしょう。

給排水管の大部分は、壁内や床下などに隠れているため、状況を確認しづらい場所です。上階の給排水管の不具合により、天井などから水漏れしてくるといった事故も発生します。

給排水管からの水漏れが疑われるときは、すぐに元栓を閉めて、水道業者を呼ぶようにしてください。排水管が原因であっても、水回り設備の使用を止めれば、じきに水漏れは止まります。修理内容および費用は、水漏れの状況により変わりますので、業者からしっかりと説明を受けて、見積もりを出してもらいましょう。

住人の不注意

水漏れ原因で意外に多いのが、お風呂場や洗面所、台所、トイレなどの水回り設備を使用する際の不注意です。水回り設備には排水口がありますので、水を出しっ放しにしても、通常は床に水が溢れ出すような事態にはなりません。しかし、排水口が詰まり気味だったり、排水口を何かで塞いでしまったりすると、水が溢れ出します。このようなケースでは、溢れ出す水量が多くなるはずです。集合住宅であれば、階下の居住者にも迷惑をかけてしまいます。

水漏れ原因にないやすい家電製品として、洗濯機が挙げられます。洗濯機から水漏れする原因として多いのが、排水ホースが外れたときと、蛇口を開けっ放しにしているときでしょう。洗濯機を設置する際は、排水ホースと給水ホースの接続を確実に行い、初回に使用する際は正常に給排水が行われているか、しっかりと確認しましょう。蛇口に関しては、使用中以外は閉めておき、常時開けっ放しにしないのが基本的な使用方法です。また、外出中に洗濯機を動かしておくような使い方も、控えるべきでしょう。

それから、トイレ詰まりや、詰まったときの間違った対処は、便器内の汚水を溢れさせる原因となります。ラバーカップなどの道具は、正しく使いましょう。また、ロータンク式トイレの場合、知識がないままタンク内の作業をすると、水を溢れさせる原因になるかもしれません。

建物の老朽化

水漏れというよりは雨漏りの原因ですが、建物が老朽化して雨水が浸入するようになると、雨が降るたびに悩まされることになるでしょう。この場合は、雨漏り箇所を特定し、修理するまでは、被害が収まりません。

水漏れの対処は原因の確認から

床が水浸しになるような水漏れでは、ある程度、原因がはっきりしていることが多いはずです。大抵は、台所や洗面所、トイレなど、水回り設備が原因と考えられます。給水設備から水漏れしているのであれば、すぐに止水栓を閉めてください。

水漏れを止めるのが、遅れるほど二次被害が大きくなります。止水栓は、設備付近に取り付けられていることが多いので、水漏れに気付いたらすぐに閉められるはずです。もし、設備付近に止水栓がないときは、給水管に繋がっている元栓を閉めてください。配管から漏れているときも、元栓を閉めて対処します。

床が水浸しになる原因は、お風呂の蛇口を開けっ放しにするなどの人為的なミスもあり得ます。しかし、原因の多くは、給排水設備などの破損でしょう。給排水設備や配管は、経年劣化します。特に、耐用年数が短い配管が使われているような、古い建物の場合は、水漏れが起こる可能性が高くなるのです。配管は、目に見えない場所に隠されていることが多いため、晴れの日でも湿気を多く感じるときなどは、業者に点検してもらった方が良いかもしれません。

それから、寒冷地の場合は特に、冬期は配管の凍結事故が起こるため、配管や水栓設備などの破損が原因で水漏れ被害が発生することがあります。水道管の凍結事故は、朝方に発生することが多い事故です。給水管の水抜をしていないと、配管内の水が凍り、膨張して破裂することがあります。凍結事故は、留守中に室内の温度が低くなると、発生することもあるでしょう。

一般的に、凍結の恐れが高くなるのは、外気温がマイナス4℃以下になるときと言われています。気温がマイナス4℃以下になる日や、氷点下になる日が続いたり、寒波が到来したりするときは、水抜などの対処が必要です。寒冷地で長期間不在にするときなども、水抜をしておきましょう。

そして排水設備からの水漏れであれば、その水回り設備の使用を中止する必要があります。排水管などの補修をするまでは、設備を使用できません。防水テープなどで補修できるなら、応急処置をしてから使用してください。台所や洗面所の排水管で、手の届く範囲であれば、補修が可能かもしれません。ただし、これは応急処置のため、業者に早めに修理依頼をした方が良いでしょう。

それから、水洗トイレなどの住宅設備に関しては、内部のタンクが破損していることがあります。例えば、トイレのシャワーを作動すると、床に水が溢れるようなときは、シャワー用の貯水タンクが故障していると考えられます。そのような場合は、住宅設備メーカーのメンテナンス窓口へ連絡すると良いでしょう。

まずは水漏れを止める

水漏れが発生したときは、まずは水漏れを止めることが先決です。給水設備からの水漏れであれば、止水栓もしくは元栓を閉めると、水漏れは止まるはずです。床が水浸しになるようなときは、給水設備からの水漏れが多いはずです。万が一、水漏れしたときのために、止水栓および元栓の場所と、閉め方をしっかりと確認しておきましょう。

それから、ロータンク式トイレの場合、タンクの不具合で水が溢れだすことがあります。その場合、止水栓を閉めてから、タンク内を確認しなければなりません。ロータンクの知識があり、軽微な不具合であれば自分で解消できることもあるでしょう。改善できなければ、速やかに専門業者に依頼してください。

もし陶器製タンクにひびが入ったときは、補修で済ませずに、早めに交換してください。完全に割れてからでは、タンクからの水漏れを止めることは難しく、トイレ中が水浸しになってしまいます。そうなると、床下や廊下に水が溜まり、修繕するのに相当の手間と費用がかかるでしょう。

排水設備から水漏れしている場合も、補修などが済むまでは、設備の使用を控えなければなりません。排水設備の場合、汚水が漏れてきますので、汚れや雑菌が広がり、とても不衛生です。漏れ出す水量が少なくても、慎重に対処することをお勧めします。

そして、後始末やその後の対処が大変なのが、トイレから汚水を溢れさせてしまったときでしょう。トイレは、正しい使い方をしていれば、めったに詰まることはないはずです。もし、トイレを詰まらせてしまったときは、正しい方法で詰まりを解消させてください。無理に流そうとすると、汚水が溢れ出すかもしれません。トイレの汚水が溢れると、室内が汚れ、雑菌が広がるため、とても不衛生です。

屋内配線や家電の水濡れによる漏電にも注意

水漏れ発生個所によっては、漏電を防止するための対処が必要です。屋根裏などの屋内配線が水濡れすると、漏電する恐れがあります。配線から漏電すると、火災が発生することもあります。安全を確認するまでは、ブレーカーを落としておくと良いでしょう。

それから、家電製品が水濡れしたときも、漏電する恐れがあります。水濡れを防ぐとともに、感電にも注意してください。

床が水浸しになったときに自分でできる後始末

水漏れが止まったら、今度は室内の後始末が必要です。水浸しになった状態では、床材などが水を吸ってしまいますので、できるだけ早めに雑巾などで拭き取ってください。汚水を拭き取った後は、消毒液で除菌した方が良いでしょう。特にトイレの汚水が漏れたときは、念入りに除菌する必要があります。

それから、床が水浸しになるような水漏れでは、床材が水を吸っていたり、床下まで水漏れしていたりする可能性があります。放置すると、腐敗したり黴が発生したりするかもしれません。また、集合住宅の場合、床下に水漏れすると、階下への被害が心配です。自分で確認できない場合は、すぐに業者を呼んだり、管理会社へ連絡したりして、対処してもらいましょう。

濡れた床や壁の乾燥除菌を専門業者に依頼する

床が水浸しになったときは、迅速に水漏れを止めて、素早く後始末をすることが大切です。ただし、表面的な後始末だけでは、不十分なことが多いでしょう。床材などは、水分を吸った状態で放置すると、二次被害の発生が心配です。

床材などが湿っているときは、自然乾燥を待つのではなく、専門業者に乾燥除菌を依頼することをお勧めします。乾燥除菌するには、専用の大型乾燥機などが必要です。水漏れ修理だけであれば、大抵の水道業者で対応できますが、乾燥除菌もできる業者か確認してください。水道業者よりも、水漏れ・雨漏り対応をしている業者に相談した方が、良いかもしれません。

水漏れ対応や雨漏り対応が得意な業者であれば、水漏れで床が水浸しになったり、雨漏りで天井や壁が水濡れしたりしていることも、想定しています。水漏れ箇所などの修理だけでなく、建物を乾燥除菌するための準備もできているはずです。

きちんと乾燥除菌をしないと発生する二次被害

水を含んだ状態で放置すると、1~2カ月程度で黴が発生したり、波打ったり、さらに木材が腐朽したりする恐れがあります。表面が普通に見えても、裏側が黴で黒くなっていることもあります。また、湿った状態の床下では、木材に白蟻が発生していることもあるのです。一般的に木材は、含水率が25%を超えると腐朽が始まりますが、水濡れした床材などは含水率が50%以上です。

二次被害の度合いは状況によりますが、濡れた建材は反り返ったり剥がれたりするため、張り替えが必要になることがあります。しかし早い段階なら、乾燥除菌だけで済むことが多いのです。乾燥除菌の費用は、リフォームより安く済みます。

専門業者による乾燥除菌とは

乾燥除菌が必要か分からなくても、現地調査と見積もりを無料で実施している業者であれば安心です。業者が、含水率計などを使って測定してくれます。調査結果を聞いてから依頼すると良いでしょう。

通常の木材は、含水率が15~20%です。その値を超える箇所は、乾燥させる必要があります。乾燥除菌の費用は、被害状況や建物の大きさなどで変わります。

また、業者によって、作業内容と費用に開きがあることも考えられるでしょう。不安なときは、複数の業者に見積もり依頼してください。

一般的な乾燥除菌作業は、3日程度かけて実施されます。作業内容は、洗浄作業、大型乾燥機による乾燥作業、除菌のための薬剤塗布などです。

洗浄作業では、高圧洗浄機などを使いながら、清潔な水で洗浄し、汚れや雑菌などを洗い流します。トイレや台所の水漏れで、汚水や排水が漏れたときは、念入りなクリーニングが必要です。

乾燥作業では、床面や床下、あるいは天井や壁内などを、ビニールシートで覆います。ビニールシートの中に、大型乾燥機のエアダクトを差し込んで除湿すれば、効率的です。大型乾燥機を使って、含水率が12%以下になるまで、徹底的に乾燥させます。

トイレや洗面所などは、乾燥させるためにビニールシートで覆っても、通常通り使用できます。大型乾燥機は、エアダクトの長さに余裕があるため、あまり邪魔にならない場所に設置できるでしょう。

機械のスペックによりますが、大型乾燥機1台を24時間稼働すれば、36リットル程度の除湿能力があります。乾燥終了までの日数は、1~2日程度です。

木材の乾燥が終了したら、除菌のために、人畜無害の薬剤を塗布または散布します。乾燥後の木材や建材は、含水率が低くなっているため、薬剤を吸いやすい状態です。そのため、木材や建材の内部まで、薬剤が浸透します。薬剤には、除菌・消臭・防黴・防腐などの効果があります。薬剤の塗布直後は、少し匂いがしますが、数日で消える程度です。

まとめ

床が水浸しになると、下地材や躯体にまで影響を及ぼします。一戸建て住宅の多くは、木造です。下地材や躯体として使用されている木材にも、床に溢れた水が浸透してしまいます。溢れた水は、時間が経つにつれて、建物内部へ染み込みますので、漏水に気付いたら、雑巾などで素早く拭き取るようにしてください。

ただし、溢れた水や床材の汚れを拭き取り、家庭用の消毒液で除菌したとしても、十分とは言い切れません。水を吸水しにくい建材を使っていても、水は隙間などから浸入します。壁内や床裏などの木材は、水分を吸収してしまうと、中々、自然乾燥しないでしょう。自然乾燥する前に、二次被害が発生する可能性が高いのです。水漏れ対応している業者であれば、含水率計を使うなどして、建物の状態を確認してくれます。二次被害が防ぐためにも、現地調査や見積もりを、早めに依頼することをお勧めします。

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